シミュレーションの作り方 3



その3 リセットボタンを作る。



  セルに数値を直接入力するのは煩わしいものです。そこで、タイマーをリセットするボタンと放射角度を変化させるボタンを付け、これをボタンクリックで行るようにする。

 

  ① リセットボタンは、右の図(reset1)のように、コントロールパネルからCommandButtonを選択肢シートに貼り付ける。 

  次にコマンドボタン上右クリック→プロパティからCaptionに、ボタン表面に表示する"RESET"という文字列を書き込む

  次に、[RESET]と表示を変えたボタンの上で左WクリックするとVBエディタ画面となり、[RESET]ボタンがクリックされたときどうするかをVB上で記述できるようになる。

  カーソルの点滅しているところに "sheet1.range("o1").value=0"と記述する 

デザインモードをOFFにし、RESTボタンをクリックすると、O1セルの値が0となり、移動していたボールは原点に戻るようになる。

   コントロールパネルからスピンボタンを右図のようにsheetに貼り付け,プロパティのLinkedCell=Q7、Max=360 と設定する。

 

次に、P7セルに、"=Q7ー180"と計算式を入れる。これでこのスピンボタンをクリックして-180~+180に角度を変えることができるようになった。 

 

  *「プロパティ」や「VBエディタ(コード)」へはボタン上でのクリックやWクリックで説明しましたが、色々な入り方があります。例えば、コントロールツールボックスからも入れます。説明方法は私が多用している1つの方法と心得てください