How to make
以下の目次項目をクリックすると作り方の内容が表示されます。
その前に「開発」タブは表示されていますか?
●Excel 2016,2013,2010
1.[ファイル] タブをクリック。
2.[オプション] をクリック。
3.[リボンのユーザー設定] をクリック。
4.[リボンのユーザー設定] および [メイン タブ] の下の [開発] チェック ボックスをオン。
●Excel 2007
1.[Microsoft Office ボタン] をクリックし、[Excel のオプション]をクリック。
2.[基本] をクリックし、[[開発] タブをリボンに表示する] チェック ボックスをオン。
※ この「開発」タブが表示されていないと、各種ボタン等アクティブコントロール
(ActiveXコントロール)やビジュアルベーシック(Excel VB)が使えません。
< シミュレーション作成の原理と概要 >
Excelの散布グラフ上の点は、対応するセルの値によって座標上に点として表示されます。
そして、その点はセルの値が変化するとそれに合わせてグラフ上を移動することになります。
この高校物理シミュレーションは、この原理を利用し作成したものです。
したがって、まずは各点に対応するセル内に位置関数を入れ、しかる後にスピンボタンまたはVBAを使ったタイマーを作成します。 スピンボタンの使い方は「その1」、VBAのTimerは「その4」を見て下さい。
例えば高さ10mから水平方向に20m/sで投げられた物体を表現する場合、タイマーの時刻tのセルがA1なら、χ座標のセルには「=20*A1」と、y座標のセルには「=-4.9*(A1)^2+10」と記述します。このX、yのセルを散布グラフのX,y値に指定すればA1の変化とともに指定された点が移動していく事になります。
また、軌跡は、あらかじめ細かく刻んだ時刻ごとのχ、yの一覧(タイマーの時刻を過ぎたら値を表示するように条件を付けたもの)を用意しておき、散布グラフのデーターの系に指定しておけばよい。
この事例は、生徒実習向けのシミュレーション作成の実習マニュアルでも取り扱っています。図解入り解説に沿ってExcelを操作すれば20分位で作成できるような初歩的なものです。初めての人は、まずこちらで体験してみる方がよいかもしれません。
その1 スピンボタンで手動タイマーを作る。(初心者向け)
その2 投げられたボールを表現する。
その3 リセットボタンを作る。
その4 VBAで自動タイマーを作る(注意書きをよく読んでから作動させる事)
その5 スピードを変えるには
その6 軌跡を表示させるには
その7 伸び縮みするばねを作る。
その8 作ったキャラクターを運動させる。
その10 走行線による立体的な表現法。
その11 音を発生させるには
その13 χ-y-Z 3軸周りに回転させるには
その15 効率的に大量DATAを作るには(初心者向け)2018.1.30
その16 繰り返し動作を効率よく表現するには 2020.2.03
その他1 膨大なData処理で動きがぎこちなくなった時の解決法
その他2 イメージボタンへの画像の貼り付け方法 2020.1.07