シミュレーションの作り方 2



その2 投げられたボールを表現する。



  右の図(tu6)のように、P7セルには投げ出す角度(水平右を基準に反時計方向を+とした角度[°])を、 P8セルには投げ出す初速度の大きさを入力します。(図ではθ=30°,υ0=10) 

 次に、P5セルには斜方投射のχ方向の式(=υ0×Cosθ×t)を入力し、  そして、P6セルには斜方投射のy方向の式(=υ0×Sinθ×t-gt^2/2)を入力する。

② 「グラフウィザード」を起動します。 

 

  (2010) [挿入]→[グラフ]

③ 「散布図」を選択し、次に進みます。 

  「系列」タフ゛を選択し、系列の「追加」をクリックし「χの値」の右端(印の処)をクリックしχの値の入ったセル(P5)を指定します

__「yの値」についても同様にセル(P6)を指定します。 

__原点の◆が飛翔体です。スピンボタンを押すと動き出しますが、χ、y軸の目盛りの最大値等が自動のままで時々刻々変化するので、30°で投げられたようにには見えません。また、飛翔体は小さくてボールには見えません。 そこで・・ 

__飛翔体を赤いボールにします。
_まずグラフ上の飛翔体◆を右1クリックしSubメニューから「データー系列の書式設定」を選択し「書式設定」タ゛イアロク゛を表示します。 
_次に「データー系列の書式設定」の「パターン」タフ゛のスタイル=●、前景=黒、背景=赤、サイズは14 に変更し[OK]ボタンを押します。

_* グラフ上の飛翔体◆(系列1)をクリック出来ないときや、どこにあるかわからないときがあります。そんなときは、グラフをクリック後、グラフツールBoxから「系列1」を探し「書式設定」で行えばよい。グラフツールBoxは表示→ツールバー→グラフ にチェックで表示される。

  軸の最大値、最小値等を固定します。

 まずグラフの縦軸を右1クリックしSubメニューから「軸の書式設定」を選択し「軸の書式設定」タ゛イアロク゛を表示します。 

 次に「目盛り」タフ゛の最小値=-6、最大値=6、目盛間隔=6 に変更し[OK]ボタンを押します。

 

 

__同様にしてχ軸の最大値、最小値等以下のように固定します。
_「目盛り」タフ゛の最小値=-15、最大値=15、目盛間隔=15 に変更し[OK]ボタンを押し

ます。  

__グラフを画面一杯に拡大し、見やすく

します。スピンボタンを押してみてください。
_O1セルに"0”を入れると、時刻が初期化し

ます。
θ=0は水平投射、θ=90は鉛直投げ上げ、θ=-90は鉛直投げ下ろしで初速=0で自由落下

運動を表現することになります。 

 

  これで完成。